初めて喪主を務める方のために、「最初にやるべきこと」「注意点」「よくある質問」を分かりやすくご案内します。
初めての喪主。何から始めればいいの?
ご家族が亡くなられた直後は、深い悲しみと同時に「何をすればいいのか分からない」という不安に包まれる方が多くいらっしゃいます。特に、喪主を務めるのが初めてとなると、なおさら戸惑って当然です。
今回は、初めて喪主を務める方のために、「最初にやるべきこと」「注意点」「よくある質問」を分かりやすくご案内します。
【1】まずやるべき3つのこと
① 逝去の確認と死亡診断書の受け取り
病院・施設などで医師によって死亡が確認された後、死亡診断書を受け取ります。これがないと火葬・役所手続きができません。
② 葬儀社へ連絡(24時間対応の葬儀社を)
信頼できる葬儀社にすぐ連絡しましょう。寝台車での搬送、安置先の確保、今後の流れについて案内してくれます。
③ 親族や関係者への連絡
訃報の連絡は、まず近親者・関係の深い方から。連絡の際は「亡くなった日時・場所」「今後の予定(仮でOK)」を簡潔に伝えましょう。
【2】喪主の役割とは?
喪主は「故人に代わって葬儀を執り行う代表者」です。主な役割は以下の通りです。
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葬儀の形式や場所の決定(家族葬・火葬式など)
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葬儀社との打ち合わせ
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参列者や関係先への対応
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式中の挨拶(省略可のケースも増えています)
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香典返しや法要の段取り など
※すべてを一人で抱える必要はありません。家族や葬儀社に相談しながら進めましょう。
【3】よくある不安・疑問Q&A
Q.「すぐに葬儀の日程を決めないといけませんか?」
→いいえ、まずはご遺体の安置とご家族の気持ちの整理を。日程は安置後に決められます。
Q.「お寺との付き合いがないのですが…」
→ご安心ください。葬儀社が寺院のご紹介も可能です。無宗教式という選択もあります。
Q.「費用の目安が分からず不安です」
→葬儀社に見積りを出してもらいましょう。「何にいくらかかるのか」をしっかり説明してくれる会社を選ぶのが大切です。
【4】落ち着いて進めるためのチェックリスト
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□ 死亡診断書を受け取った
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□ 葬儀社に連絡・搬送依頼をした
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□ 安置場所を決めた
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□ 親族に連絡した
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□ 通夜・葬儀の日程を検討中
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□ 宗教者(または無宗教)を確認した
最後に
喪主は「すべてを完璧にこなす人」ではありません。大切なのは、故人を想い、ご家族が納得できる形でお別れすること。
不安なことがあれば、遠慮なく葬儀社にご相談ください。
「何をすべきか」だけでなく、「どう過ごすか」にも寄り添ってくれるプロに頼ることが、最も安心できる一歩です。
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